メンバーから多くのことを教わりました -御鍵幸祐-

112日から3日間、日韓ボランティアワークキャンプに日本から参加致しました。参加した理由は、韓国語ができない中でどのようにして馴染むことが出来るか試してみたかったことと、日本の歴史と関係のある江華島に訪れてみたいという思いがあったので、参加を決めました。

 初日は、韓服のポプリ作りとK-POPダンスでした。ポプリ作りの時は、まだ緊張していましたので隣にいる人としかほとんど話せませんでした。しかし、K-POPダンス講習では緊張も解け、班の方々と交流が出来て安心しました。その後、江華島へ向けてバスで移動しました。その際、隣に座った人と日韓の学校教育や英語、大学生活に関して目的地まで会話をした記憶があります。会話を通して、韓国の知らない部分を知ると共に、似た部分も多々あることを学び大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。

到着後は、BBQを行いました。食事中に横にいた方が日本のアニメやゲームの事を話してくれましたが、分からない事も時々あり勉強不足を痛感しました。BBQ後のレクレーションはとても盛り上がり、一緒に取り組むことでメンバーとの距離も縮まったと思います。ジェスチャーゲームでは、上手く表現できずチームの足を引っ張ってしまいましたが今では良い思い出となっています。

 

二日目は、バスで図書館に移動してボランティア活動を行いました。畑での活動でしたが、通訳を通してもらったりしながら、話に置いて行かれないように心がけました。分担作業ではあったものの、皆で協力をして図書館を利用する方々に貢献が出来たと思うと、清々しい気持ちになりました。また、韓国語が分からないからこそ、通訳をしてもらい状況をこまめに把握することの大切さ、周りのみんなと力を合わせて何かを成し遂げる楽しさも知りました。

その日の夜に、メンバー全員が感想を述べていきました。私は最初に韓国語で自己紹介をしたら多くのメンバーが笑ってくれたおかげで、少し緊張が解けました。たとえ韓国語が出来なくても、それに対して適合しようとする前向きな姿勢がとても重要であることを、この発表を通して学びました。

その後は他の班のメンバーと輪になり会話をしたのち、部屋に戻り一部のメンバーと再び話をしました。別のメンバーが加わり、途中から英語で会話をすることになりました。私は英語を満足に話すことは出来ませんが、それを通して今まで交流できなかったメンバーともつながることが出来てホッとすると共に、英語を学んでいて本当に良かったと思います。

 

三日目は博物館に訪れました。韓国人のメンバーが説明をして下さり、少しではありますが韓国の歴史を知ることが出来たと思います。初めてコインドルを見るなど、学ぶことの多い3日間でした。

 

 私は、このボランティアを通しメンバーから多くのことを教わりました。まず文化、言語などの違いを知り、歩み寄ろうとする姿勢を持つこと。これは韓国に限らず他の国に行っても変わらないことだと思いますが、その結果、よりたくさんの友達が韓国で作れたと考えています。

次に視点を変えて考えることの大切さ。この
3日間、韓国語が分からず悩むこともありましたが、通訳や英語を使って不足部分を補うことが出来ました。一部の方とは、ほとんど英語で言葉を交わしましたが、英語のおかげでつながることが出来て本当に良かったです。貴重な3日間を共に過ごすことが出来たメンバーをはじめスタッフの方々に感謝しております。ありがとうございました。