熱い口論の中に ― 韓日相互理解 ― チェジュニョク 日本語訳

 

こんにちは、韓国外国語大学で日本について学んでいるジェジュニョクです。日本学を専攻として勉強している人間として普段にも韓国と日本、両国の国民たちが相手国に対して誤解をしている現実に多く悩まされてきました。日本に留学している間にも学内ゼミにも参加し、日本人の友人達と歴史認識、現在の日本政治に対する討論をし、韓国に戻った後にも日本政治、韓日関係などのテーマを中心に勉強を続けてきました。

このような過程の中で、第1回に参加した友人を通じて第二回韓日未来フォーラムを知りました。フォーラムの始まりから終わりまで学生たちが引き受け、進行をしながら‘ウリ(私たち)’が生きていく未来に対する話をしようという趣旨と相手国を適切に理解する上での、メディアの重要性に深く共感し参加しようと心を決めました。

 


 私は今回のフォーラムに通訳スタッフとして参加できるようになりました。フォーラムの参加を希望する人がとても多く、再び別のアンケートを作成しなければならないほどだという言葉を聞いて、瞬間私がここに参加できるだろうかという思いになったのですが、運よく通訳担当として選抜され韓日関係に多くの関心を持たれている多方面の若者(!)たちと一緒に討論する機会を得ました。専門の通訳者でもない私がやり遂げられるのかという心配も多かったが、一方では講演内容、人々の意見などを伝達するためにより集中して相手の言葉を聞くことができ、これを通して私自身の考えの幅を広げる助けになるだろうと思い、大方駅に向かいました。

 

 

まず、アサヒ新聞の貝瀬秋彦ソウル支局長の講演は、シナリオが準備された状態からの進行ではなかったため、フォーラム何日か前から私を初め通訳担当6名の方々が相当な心配をしていたけれども、貝瀬支局長がなるべくゆっくり聞き取りやすくお話してくださり、大きな失敗なく通訳できたと思います。講演は約一時間の間進行されましたが、私が考えていた部分を支局長が認めてくださった気分になり、内心‘そうだ、そうだろう’と言い、首を縦に振りながら聞きました。たとえば、メディアの産業主義によって、相手国に対する記事も人々が関心を見せるように実際よりも刺激的に書くというお話を聞いたとき、日本留学時代、家に帰る電車で見た週刊誌の広告の中で韓国関連の刺激的なタイトルを見て‘あれは間違っている’と友人達と話をしたことが思い出されました。一方、改善策や解決案に関連する支局長のお言葉を聞きながら、明らかに多様な情報源を通じて情報を受け取り、自らの基準を通して情報をフィルタリングすることが重要だという点には意義がありませんでしたが、より実質的方法はないのだろうかという疑問が頭の中からなくならないまま講演がおわりました。事実、どこのだれでも明確な答えを出すことのできない問題であるためにこれからもずっとなやんでいこうと思いました。

 

 

次に討論です。ほかのグループも同じだと思いますが、私と同じグループのメンバーたちが情熱的に意見を出してくれたおかげで、本当に白熱した討論になったと思います。日本に留学しながら、日本の学生といっぱい会ってきたが‘日本の友人達はほかの国の友人達に比べて、意見をあまり出さず、だしても生ぬるい意見が多い’という考えを持っていたが、恐ろしいぐらいに自分の意見がはっきりしている日本人学生たちのおかげで偏見が完全に‘粉砕’されてしまいました。熱い討論を通して私たちのグループは、既存メディアが産業主義から完全に自由になるだとか、画期的な革新をはかるだとか、すべての人がメディアリテラシーを持つようにするという理想的なアプローチだけでは意味がないと思ったので、既存で論議されてきたこと以外からの改善と、さらに個人や小規模団体がこれ以上受容者ではなく意見を書き出し、それを自ら拡散させていけるSNSやネットメディアの活用と同じ下からの動きが既存メディアの足りない部分を埋めることができるという結論に至りました…が、他のグループへの発表終了後、ぺたぺたと貼られていたポストイットをよく見てみると、これまた弱点が多いことに気づきました。やはり悩み続けなければなりません。

 

座談会は討論よりも自由なテーマで、自由な雰囲気の中で進行されました。実は最初、みんな恥ずかしがるようなので大した話もできず終わってしまうのではないかと思いました。しかし我等がイケメン副委員長ホジャンソン君が登場した後からは、女性参加者達が少しずつ積極的に自分の意見を出し始めたと思うのは気のせいでしょうか…討論のときは決められた主題の答えを探す目的だったなら、座談会は独島(竹島)問題、安倍の右傾化、パクウネの強硬的な対日外交、韓日両国の間違いなど時々刻々主題が変わり幅広く話が行き来しました。今まで関心がなく、よく知らなかったことは大きな問題ではなく、これから知っていくことが重要だというホ副委員長の言葉通り、同じチームで話し合った人々の仲では関連知識があまりない人も、普段から大きな関心を持って自分なりの意見がはっきりしている人もいましたが、どういうわけか頭の中だけにあった考えを口に出して、それに対し韓日の若者達が同意/反対意見を出すという点が一番大きな意義でした。

 

 

 

最後に話をしたいのは一緒になった友人達のことです。フォーラムを準備してくれた実行委員達の苦労は言うまでもないが、各々熱意を持って一生懸命参加した参加者達がいなかったらこのようにフォーラムはうまく進行されなかったでしょう。それだけでなく、私個人としては今回のフォーラムで出会った縁をこれからも続けていきたいと思える大切な友人達を作れて本当にうれしいです。日本での就職の準備をしながら偶然見るようになったブログの主人であるプサンのヘジョンヌナ!遠距離恋愛という同病を相憐れむことによりより仲良くなったつつ、さっこ、外大に留学中のりか!同じ部屋で深い話をしたソルバロ&ソンウヒョン、トップクラスの韓国語、日本語実力をもつ通訳スタッフ達!フォーラム前日にお願いした日本願書を買ってきてくれたちあき、自由な魂かな…(うわあ、書いてみたらすっごいいっぱいいる…)以外もみんな!!(すいません)これからも生活していく中でお互いに助け合える間柄になれて本当に本当にうれしいです。

 

 

皆、したい話がとても多くて1泊2日という時間がとても短かったということが唯一の心残りとなったフォーラムでした。しかしこの韓日未来フォーラムがここで終わりではなくこれからもずっと開かれるため今後より発展していくことだろうと信じています。それだけでなくいい機会を通じて私たち参加者達が多様な分野で持続的に韓日関係の絡み合う糸口を解いてくれるだろうと期待します。このような席を設けるまで多くの努力をしてきてくださった方々へ改めてもう一度感謝いたします。では、私たちまた会いましょう!

 

 

日本語訳 荒井奏絵