제9회 한일미래포럼 참가후기 와타나베 나나코(渡辺奈々⼦)

●回のフォーラムで感じたこと・考察

 

私は独島⽵島チームで討論に参加したが、特に⽇韓の学⽣の中で違いが⾒られた点は、⽇韓問題および国際問題への関⼼が⾼いという事だ。私たちのチームでは2⽇⽬のグループ活動に向けて、⾃国あるいは⾃⾝が独島⽵島問題についてどのような主張を持っているのかまとめて発表することを課題とした。その際韓国の学⽣の発表を聞き、歴史に関する知識の豊富さにとても衝撃を受けた。そこで感じたのは、⽇韓問題に関⼼を寄せる⽇本と韓国の学⽣の間でも、その姿勢に違いがあるのではないかということだ。私も含め⽇本の参加者を⾒ると、韓国(特に K-pop やドラマなど)に興味があり、そこから韓国⼈との交流や⽇韓問題にも興味を持ったような⼈がほとんどであったように感じた。実際⽇本にいて、⽇韓関係に関⼼を寄せるきっかけは、そうしたカルチャーへの興味からであることが多いように思う。その⼀⽅で韓国の参加者を⾒ると、反対に⽇本のそういったカルチャーに興味を持っているというような理由だけではなく、⾃国の抱える問題を解決する上で⽇本に関⼼を寄せる重要性があるという意識を持って参加していたように感じた。

 

その違いの要因の⼀つはやはり教育であると考えられる。今回の討論の中で実際に明らかになったのは、韓国と⽇本では教育の中で学ぶ⽇韓問題の質も量も全く違うということだ。慰安婦チームの発表の際に韓国の学⽣が授業で⽇韓問題についてグループで学習する映像を⾒たように、⽇本ではそうした問題の存在を確認する程度の情報量しか学ぶことはないが、韓国では植⺠地⽀配されていた被害国としてその歴史や今後の解決に向けてもより真剣に考えざるを得ないのは当然であるということがわかった。

 

そして⼆つ⽬には、韓国の学⽣の意識関⼼の⾼さは現在の韓国の状況にも影響を受けているのではないかと考えられる。⼤学⽣活チームの発表では、現在の韓国学⽣の就職率はわずか 20%台であるということがわかった。⽇本にいても、韓国の⾼校⽣が⾼学歴を得るために⽇本以上に⼤学⼊試に必死になる姿をメディアで⽬にすることがある。いわゆる学歴社会に中で⽣きて⾏くには、あらゆる関⼼や知識を持つ必要があるのではないかと考えられる。そうしたことから⽇本の学⽣よりも⽇韓問題だけでなく世界情勢に⾼い関⼼を寄せているのではないだろうか。実際に同部屋の韓国⼈と、⽇本と韓国の学⽣の間で、⽇韓問題への知識量や意識の違いが⼤きいことについて少し話を聞いて⾒ると、韓国の学⽣は⽇韓問題について教育で学ぶことはもちろん、⾃分からインターネットでよく調べて情報を⾒るのだと教えてくれた。こうしたことを踏まえ、最近では様々な場⾯で⽇韓間の表⽴った交友関係も⾒られるようになったが、それ以前にこの両国は加害国と被害国という関係性であるということを再認識した。韓国の⽴場においては、時代が経っても⾃分の先祖が被った被害は歴史として受け継がれており、関⼼が強くなるのは当然のことであるだろう。その⼀⽅で、⽇本は加害国側であるにも関わらず⽇韓問題にあまり関⼼を寄せない⼈が多くいることは、今後の⽇韓問題解決において深刻な問題なのではないだろうか。⽇韓問題について加害者側であるからこそより真剣に⽇韓問題について取り組む姿勢が必要だと感じる。そうすることで、お互いに歩み寄って国⺠全体として解決に向けてことができると考える。

 

●感想

 

韓国⼈と実際に⽇韓問題を扱って討論するのは今回が初めての経験であった。初めは⽇韓問題に対する関⼼度の差に、⾃分の考えの⽢さを反省する部分も多くあったが、これをきっかけにより熱⼼に学び研究しようという意欲が湧いた。また、未来フォーラムという名の通り、討論を通してお互いの主張を単にぶつけ合い対⽴するのではなく、そこからまた別の視点の考えを共有して、お互いの考えに影響を与え合え、現状をより良くしようとしたことによって、⽇本と韓国の学⽣の中で良い関係を築くことができたのではないかと思う。⽇本⼈の⽴場から、もっと多くの⼈に⽇韓問題について⾼い関⼼を寄せて欲しいという思いが強くなり、チーム発表では問題解決の為に⽇韓の交流団体を設⽴し独島⽵島で討論するという案が出たが、学⽣の⼒で出来ることがあるか今後も深く考えて⾒たい。


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