제10회 한일미래포럼 참가후기 (⼤阪⼤学 高美レ)

まず始めに、今回の第10 回の韓⽇未来フォーラムには島根で開かれた第9回に引き続き、2回⽬の参加であった。参加者では無く、通訳として参加したという事が前回との⼤きな違いである。第9 回のフォーラムに参加しながら、私も⽇韓の学⽣のコミュニケーションの架け橋になりたいと思い、通訳として参加することになった。今回私が所属したチームは、⽇韓未来アジア希望キャンプin ハノイであった。討論内容は⽇韓未来アジアキャンプで⾏う⽇本語・⽇本⽂化教室と韓国語・韓国⽂化教室の内容、スケジュールを組むというものであった。チームは通訳と実⾏委員を含め総5名で構成されており、⼈数が少なかったため話を進めるのに難航した。また、チーム内にハノイ訪問経験者がおらず、キャンプの概要もほぼ⽩紙状態であったため、さらに厳しい状況であった。現地での通訳の有無、提携先の学校や団体、対象学⽣なども全く決まっていなかったため、私たちは1 から全て作り上げる事にした。⽇韓の⽂化の違いや両国とベトナムの⽂化の違い、また、共通点を探しながら教室内容を考えて⾏った。今回調査をしながら驚いたことは、ベトナムの多くの学校で⽇本語教育が⾏われているという事であった。第⼆⾔語として⽇本語を学んでいる学⽣も少なくない。その理由はベトナムに進出する⽇系企業で就職をするためであった。⽇本と距離の近い韓国では⽇本との⽂化交流も多く、お互いの国を訪問する旅⾏者も多いため、⽇本語学習者も多く、⽇本語の普及率が⾼いというのは以前から知っていた。しかし、⽇本とはそれほど距離が近くない東南アジアにある国、ベトナムで⽇本語が第⼆外国語として普及されているというのが⾮常に興味深かった。フォーラムが終わって⽇本に戻り、さらに深く調べて⾒ると、⽇本語を第⼆外国語として学んでいる⽣徒もいるが、現状として⽇本語はハノイではあまり通じないそうだ。そのため⽇本語学習への熱と、⽇本語の普及率の低さという現状とのギャップを埋めるという視点から⾒ると、この⽇韓未来アジア希望キャンプはかなり⼤きな役割を果たすのではないかと思う。また、この⽇韓未来アジア希望キャンプin ハノイを通して恩恵を受けるのはベトナムの学⽣だけではない。教室を開いて、⾔語や⽂化を教える⽴場になる⽇本⼈、韓国⼈に対して与えられる影響も多い。国際化が進むにつれて、⽇韓交流だけでなく、他のアジアの国々も含めた多国間交流が重要視されてきている。世界には⽇本と韓国以外にも多くの国があるという事を忘れてはいけない。⽇本と韓国の関係を改善することだけに集中するのでは無く、⽇韓交流で得られた効果を他の国との交流にも広げるということが⼤切であると思う。韓⽇未来フォーラムに参加している学⽣は、少なくとも⽇本や韓国に対して興味を持ち参加するように思われるが、その思いを他の国にも向ける必要がある。⽇韓の問題を考えながらも、他国との関係改善にも私たちが努⼒していかなければならない。前回の第9 回⽇韓未来フォーラムは、⽇本と韓国の共通問題、⽇本と韓国が抱える問題である、⽇本軍慰安婦問題、領⼟問題、Mee too 運動、⼤学⽣活の4つのテーマがあった。その中で、⽇本でも韓国でもないベトナムという国での活動が⼤きなテーマになっている⽇韓アジア未来キャンプは、従来の韓⽇未来フォーラムに変化を与える事ができるのでは無いかと思った。これから⽇韓未来フォーラムのテーマが多様化していく事を期待している。フォーラムを作っていく通訳として参加しながら感じた点も多かった。まず、私が属したチームは韓国⼈が⼀⼈であり、⽇本語を理解する事ができたため、ほとんどの会話が⽇本語で進められた。そのため、通訳としてチームに貢献することは他のチームに⽐べて少なかったと思う。その点では、また機会があるならば通訳としての役割を、さらに発揮したいと思っている。前回のフォーラムと⽐較して、今回のフォーラムは⽇数が1 ⽇少なかった。また、チーム単位での活動時間が多かったため、他のチームと交流する機会が少なかったように思われる。参加者からもこのような意⾒を⽿にする事があった。その反⾯、チーム同⼠の仲は深まったと思う。フォーラムが終了してやく2週間が経った現在も、定期的に連絡を取り合っている⼈が多い。また、時間が少なかったにも関わらず、各チームの発表の完成度は⾼かった。だが、質疑応答での意⾒が少ないなど、改善点も多く⾒られた。そのような点で、チームを超えた参加者同⼠の交流と、発表に向けての討論のバランスを取る事は難しいと感じた。フォーラム全体を通して、韓⽇未来フォーラムは⽇本と韓国の学⽣が⽇常的でないテーマである、領⼟問題、⽇本軍慰安婦問題など、⽇韓交流のためには避けたくなるような話題が扱われる。そのような扱いにくいテーマについて、⽇韓両国の学⽣が⾃分たちの⾔葉で直接話し合うということに、この韓⽇未来フォーラムの意義があると思う。またフォーラムの参加者が活動内容を発信することでさらに、⽇韓交流の輪が広げられていると感じられた。実際に、私がsns を通して韓⽇未来フォーラムに対して発信をした際に、韓国⼈の知⼈から、⽇本⼈の前では避けたくなる問題を真剣に話し合う機会があるということに対して賞賛の意⾒をもらった。このような形で、韓⽇未来フォーラムの効果が⼤きくなっていくことを期待している。


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