제10회 한일미래포럼 참가후기 (大阪大学 村田佐希子)

 

今回の第10回韓日未来フォーラムは3回目の参加だったが、今回も副委員長という立場で参加した。今回は前回と違い、どのグループにも属すことなく、全体を管理する立場だった。 

 

第10回は前回よりも雰囲気がよく、どの討論チーム も一人一人が自分の意見を出し、話し合っていた。 参加者が意見を持ち、しっかり発言しようという姿 勢ももちろんだが、通訳は必要だが、韓国語、日本 語をある程度聞き取れる学生が多かったというのも あるだろう。前回は、日本人が韓国人に圧倒されて、意見の量に差が出てしまうという点が見られたが、今回はそういった様子もほとんど見られなかったの で、非常に良かったのではないかと思う。

また、前回は完全に時間に縛られて行動していたが、今回は食事の時間以外は各チームの実行委員やリーダーを中心に決めてもらった。すると、前回よりも各チーム焦ることなく討論し、良い発表を行っていた。実行委員側から時間を制限したりするのではなく、参加者主体で好きに進めさせるほうがより良いのではないかと思った。

また、実行委員に関して、前回から引き継いで実行委員だった鈴木まりの、岸野なつこ、そして私以外は新しい実行委員メンバーだったが、今回は仕事を一人一人に任せたため、一つ一つの物事がある程度スムーズに進んだ。特に、韓国人メンバーはホテルや食事、助成金など韓国でしかできないことを進んで仕事してくれたため、とても助かった。日本人メンバーも、韓国開催だったためほとんど仕事がなかったが、その中でも自分たちができることを進んでしてくれたため、ありがたかった。 通訳もほとんどが初めて、もしくはそんなに経験がない通訳ばかりだった。そんな中でも領土問題や日本軍「慰安婦」問題、北朝鮮問題など、難しいテーマを通訳・翻訳してくれたのは、体力的にも精神的にもしんどかったと思うが、本当によくやってくれたと思う。次回もそのまま引き継いで実行委員や通訳をしてくれる学生があまりいないのが残念なほど、今回はチームワークがよかったと思う。

正直、今回どのチームにも所属をしてなかったため、報告する内容があまりないのだが、その中でも特に印象的だったのは、各チームの リーダーがみな積極的にチーム全体をリードしていたことだった。時間にしろ、討論の内容にしろ、 リーダーなりにまとめて各チームを牽引しており、その様子が非常に印象的だった。しかし、一方で、今回は質問がそんなに出なかった点が残念であった。50人という人数の学生が集まっていたので、個人がさまざまな意見を持っていると思うのだが、一つのテーマにつき、質問が出ても三つ程度だった ので、話の内容がそんなに深まらなかったのではないかとも思った。これが少し残念な点ではあった。韓国でのフォーラムは日本開催の時とはちがい、フィールドワークがない。また、今回は前回とは違い、講演もなかった。その分討論に時間が充てられ、よい発表までできたのだが、せっかく日本人が韓国まで来てるのだから、普段の旅行では絶対に行けない、行かないような日韓問題に関連する施設の訪問や講演会は意味のあることではないかと思った。こういった学習の機会にぜひ行くべき施設は韓国にはたくさんあるのにも関わらず、そこに行けないまま討論だけしていくのも惜しい気がしてならなかった。2泊3日という短いスケジュールなので、無理難題なことは承知である。そのため、今後、ソウル開催時にも日本同様に3泊4日にすることを提案したい。今回のフォーラムによってまたさらに資金ができたので、少しはそういった体験にも充てれればと思う。実際前々回のソウルでは日本軍「慰安婦」に関する講演を聞き、「日本軍」慰安婦問題チームだった私にとってはすごく考えさせられた講演だった。時間もとられるし、本来の討論ができなくなるかもしれないが、ぜひ実現させたいことである。

今回のフォーラムは今までのフォーラムの中でも特に雰囲気がよく、和気あいあいをしたなかでも、参加者全員が真剣に討論に取り組んでくれたため、本当によいフォーラムが出来 上がったと思う。第10回という節目のなかで、代表も来てくださり、素晴らしいフォーラムになった。それには実行委員、通訳、参加者の協力があった思うが、特に委員長だった鈴木さんがしっかりと全 員をまとめ、忙しい中でも委員長としての仕事を務め上げたことが大きいとおもっている。彼女自身、今回のフォーラムで委員長は最後になるが、それが惜しいほどだ。こういった影で支えてくれる人の おかげで今回のフォーラムが作り上げられてたと思う。

次回はまた日本での開催になるが、また引き継いでくれる実行委員が今のところ私以外にいないと聞いており、今回ほどうまく行くかわからないが、それでも前回、今回同様参加者が楽しかったとおもい、参加者同士が仲良くなって関係が続いてくれればと思う。今回もフォーラム終了後に、多くの参加者が名残り惜しかったのこ、みんなで揃ってご飯に行っていたり、次の日にカフェに行っていたりしており、またよい関係を築くことができた人が何人もいるように見受けられた。日韓の学生が国境を越えてよい交友関係を続けるきっかけが私たちが作り上げたフォーラムであったことにすごく誇りを感じるし、またぜひこういうよい機会を作っていきたいと思える、自分自身にもよい機会になったと思っている。

次回の日本ではどこで開催になるかわからないが、開催地関係なく、また雰囲気のよいフォーラム、参加者にとって交友、考え方を深くするきっかけになるフォーラム、互いの意見を言語の隔たりを越えて伝え合うフォーラムにしたいし、なるものだと思っている。また、実行委員、通訳にとってもよい経験になれる機会にできるよう、実行委員同士協力し、楽しめるフォーラムにできるよう、頑張りたい。

 

 

 


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