제10회 한일미래포럼 참가후기 (法政大学 涌田茉優)

私は韓国語が全く話せないので、いくら通訳がいるとは言っても、いざソウルに行ってからとても不安で緊張していました。しかし、小さい頃に4~9歳の間の5年間、父親の仕事でソウルに住み、ソウル日本人学校に通っていたので、ソウルに馴染みはあり、大学生になってから韓国旅行にはまって、何度も韓国を訪れています。また、去年行ったアメリカへの留学をきっかけに、外国人の友達を作るようになり、私が特に仲良くなるのは韓国人が多く、韓国人の友達とは日本や韓国で何度も再会して遊ぶことが多くなっていました。そこで、韓国人ともっと交流したい、学生の間に様々な経験をしたいと考えて、今回韓日未来フォーラムに参加することを決めました。募集人数が少なかったこともあり、勢いで決めてしまった部分も多く、それが不安や緊張に繋がった理由の一つであるとも思います。自分のグループが領土問題と決まってから、今まできちんと日韓問題についてニュースを見たり、新聞を読んだりしたことがなかったので、さらに焦りでいっぱいでした。

そして、ついにACOPIA CAFEに着くとたまたま、私のグループの日本人の到着が遅く、しばらくの間私は韓国人学生数人と待機していました。やはり韓国語を話せない私は話が分からず、普段はコミュニケーションをとるのが得意な方ですが、言語が違えば、そうも行かず、孤立感を感じていました。「やっぱり場違いだったかな」と不安と緊張はここでピークに達しました。ですが、だんだんと日本語を話せる韓国人学生の方々が私に話しかけてくれるようになり、今までの私の不安と緊張は一瞬で消えて行きました。幸い、私のグループには私のように韓国語を話せない日本人や日本語を話せない韓国人も何人かいたので、孤立感を感じたのは本当に最初の間だけでした。

ここから、領土問題グループの話し合いについて書いていきます。話し合いのテーマとして、"誰のものとかではなく、日本人と韓国人が互いにどのような考えを持っていて、この先の未来がどのようになっていくのがいいのか考えよう"ということを基本に進めていこうとリーダーから提案があり、そのように決まりました。

まずは日本人と韓国人とそれぞれ別れて、国ごとに話し合い、自分たちの考えをまとめて、発表しました。その結果、大まかにいうと、日本はサンフランシスコ平和条約で採択された国連による、「竹島は日本の領土」ということを根拠に、竹島は自国のものであると認識しているとわかりました。韓国は、サンフランシスコ平和条約で「竹島は日本の領土」と採択された際に、肝心の韓国はその場に呼ばれず、自分たちのいないところで勝手に決められた、だから「竹島は日本の領土」というのは、受け入れることは出来ず、「独島は韓国のもの」だと考えているということでした。また、これは予測していたことなのですがやはり、韓国では独島に関する教育が小学校の頃からしっかり時間を設けられていて、日本人と韓国人の知識の差や竹島・独島に対する思いが違うなということを感じました。日本の教科書では日本史の教科書のほんの一部にしか竹島について記載がないにも関わらず、韓国では独島だけについて載っている副教材が使われていて、「独島は韓国のもの」という内容の歌もあり、ほとんどの韓国人がこの歌を歌えるということに衝撃を受けました。実際にグループのメンバーたちは、私たちの前で歌ってくれましたが、そのメンバーに対して嫌悪感を抱いたのではないのに何か嫌な感じ、不快感を覚え、日本人同士で顔を見合わせて困惑しました。また、話し合いを進めていく中で、「反日」「反韓」「嫌日」「嫌韓」というワードについて日本人学生と韓国人学生の間で認識の違いがあることに私たちは気付きました。韓国人によると、反日感情を抱いているのは韓国政府だけで、今の韓国人は日本人に対して反日感情は全く抱いていないということでした。韓国で選挙立候補者などが反日を売りにして票を稼ぐことがあるということを聞いたことがあったので、私たち日本人は、韓国人が反日感情を抱いていて、だからこそ演説で反日を推す候補者がいるのではないかと考えていました。しかし、今回の韓国人学生の話によると、立候補者などが反日を売りにして票を稼ぐことはほとんどなく、私たち日本人が思っていたほど、韓国人たちは反日感情を日本人に抱いていないということがわかりました。日本人ではなく、日本政府に抱いていたようです。私たち日本人は「反日」と言ったら日本人も日本政府もどちらも韓国人から嫌われていると思っていましたが、その考えが間違っていました。もう一つ私たち日本人が疑問に思ったことを韓国人に聞いてみました。領土問題について調べていくにつれて、様々な資料が出てくるが、それらについて「これは本当なのか?」と疑問に思ったことはないか、ということです。私たち日本人は調べていくにつれて多くの情報が出てきて、その情報について事実なのか疑うことがあったからです。韓国人たちの答えはこうでした。小学校から領土問題について外務省の教育を受けてきて、今まで勉強した中で信じる根拠が沢山あるから疑ったことはない、とのことでした。その教育の中で、日本が韓国を批判していることについても学ぶので、信憑性が高いということでした。ある韓国人学生はこの問題に興味があり、歴史などを自分で調べたこともあるが疑ったことは全くなく、信じていると話していました。また別の韓国人学生は多少疑ったことはあるけど、それも踏まえて、「独島は韓国のもの」と信じていると話していました。

次に、愛国心について話し合いました。韓国の場合は愛国心を持たないと失礼にあたるということでした。韓国の旗の前では志ををしっかりと持たないといけない、もしそうしなかったら自分に悪いことが起こるのではないかと信じられているそうです。日本の場合では昔、戦争をしていた時代に、愛国心を持ちすぎてその結果悪い方向に行ってしまったという過去があるからこそ、今は愛国心にあまり良いイメージを持たなくなったのではないかというように話し合いました。その例として、朝日新聞は昔、戦争をあおっていたけれど、今は手の平を返したように真逆のことを主張しているという点にあると思いました。

領土問題について様々な資料、意見がありますが、それらは全て過去のものでいつまでも過去のことを話していても未来には進みません。領土問題を私たちの力で解決することは難しいのです。具体的な解決策を出すことはこの3日間では出来ないという結論に至り、日韓関係において大切なことは今回の私たちのように直接会って互いの意見を聞き、話し合うことであるとまとまりました。まず出来ることとして、私たちが互いの国に戻ったときに、自分の友達や身近な人に今回学んだことを伝えることが1番早く出来ることなので、これを実践しようということになりました。私たちのグループのリーダーが言ってく

れた「月の見え方は国や地域によって異なる、それと同じように各国それぞれ意見がある」というメッセージに私たちは心を動かされ、この考え方を大事にしようと話し合いました。国によって異なるイマジネーションを持っていて、月の模様も場所によって様々に捉えられています。したがって、このように柔軟な考え方を持って、様々な意見を受け入れていくことがこれからの未来において大切ではないでしょうか。

私たち、領土問題グループのチーム名は"一期一会"でした。今回、偶然同じ領土問題グループになった仲間たちと沢山話し合って、討論が白熱し重たい空気になったときもありましたが、本当に領土問題グループの皆と出会えて良かったと思っています。2 日目の夜に、発表原稿が完成していなかったために、夜中の3 時まで皆で1 つの部屋に集まって寝ぼけながらも準備をしたことも今ではいい思い出です。韓国語が話せない私のために通訳をしてくれたグループの皆には感謝しても感謝しきれません。そして、チーム名の"一期一会"のように今回の縁を大切に、これからも皆との関係が途絶えないといいなと心から思います。学生の間に、このような素敵な韓日未来フォーラムに参加できて本当に良かったです。ありがとうございました。